もはや内向きは通用しない日本の事情

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安倍首相が平成25年に行った成長戦略スピーチで、世界で勝てる若者を育てるという趣旨の話をして、そのため課題は、コミュニケーション手段となる英語にあると語り、今後は英語を身に付ける環境を作っていくと宣言しました。内向きの日本人とか、ガラパゴス化という言葉もよく耳にしましたが、これからの日本の若者は、どんどん世界に進出していくことが期待されています。
日本のリーダーは、英語の必要性を説いているようですが、日本人一人一人はどう考えているのでしょうか。
今回、子供のときに勉強しておけば良かった科目についてアンケートをとり、英語とその他の科目で学習するメリットについて考えてみました。

【質問】
大人になってから、子どもの時にもっと勉強しておけばよかったと思う教科はなんですか?

【回答数】
国語:13
数学:13
英語:45
理科:9
社会:20

やっぱり英語、英語は実利に結びつく

英語が回答数の半数近くを得て堂々の一位となりました。どうやら首相と同じように一般的な日本国民も英語の必要性を実感しているようです。

・現在の国際社会で、身近に外国人と接する機会が多いので、英語をキチンと勉強しておけばよかったと思います。
・英語は本当にすぐに使えるし、使いこなせると将来の道や、職業選択のときに困らないから。
・大人になってからでも役立つのは英語だと思います。今でも英語の意味、読みがわからなくて困ったことがよくあるのでもっと勉強しておくべきだと思いました。
・社会に出てからもTOEICが重視されているし、今の会社は英語が時々必要なので。
・数学や国語などは大人になってからも小学生用や中学生用ドリルを購入すればそこにある解説だけで間に合うことも多いのですが、英語は一人では質問が出てきたりしたときに辛いです。

皆さん外国人と接する機会があったり、英語の必要性を感じたりしているようですが、社会的なニーズの高まりから英語を勉強しておくことが実利に結びつきやすいと感じているのでしょう。また、語学という性質上独学で学びにくいという点も見逃せない点です。

その他の教科を学ぶメリットは?

英語以外の教科の順位は、2位社会、3位国語・数学、5位理科という結果でした。数字だけ見れば、9票の理科は不人気であったと言えます。

・会社での世間話の際に、都道府県名がちゃんとわかっていなくて恥をかいたから。
・社会人になってから、誰でも知っているような日本の歴史や政治上の出来事をまったく覚えていなかったため、恥ずかしい思いをしたことが度々ありました。
・理論的に物事を考えることが苦手だからです。数学は理論的な考え方をする訓練になると思うからです
・国語が昔から苦手だったので文章力がとても弱く苦労することが多いから。
・文章を書く際に、表現の仕方や文章構成などが上手くいかない場合があるからです。

社会は、社会に出たときに一般常識として知っていれば恥をかかずに済み、数学は、理論立てて考える力を養える、そして国語は、何かを書くときの文章力の養成に一役買ってくれるというメリットがそれぞれあるようです。

子どもは、英語をやらねばならない環境にある?

多数の支持を得た英語ですが、実益を得られるという点以外にも、小学生の時から勉強せざるを得ない状況にあります。2011年から小学校5,6年制は英語の授業が必修になっていますし、ますます英語力が求められる世の中になっていくのではないかと感じられました。
今の子供は、首相の言葉や社会人の諸先輩方のアンケート結果を信じて、英語学習に時間を費やすことが、一番損しない選択かもしれません。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2014年8月6日~8月11日
■有効回答数:101サンプル

 

【出典元記事:http://study-mall.com/?mode=f9